最終日です。お昼頃出発便で日本に帰ります。
7:00頃起きてまたアモール公園へ。そういえばまだ一度も明るい状態の海を見ていなかったので。
雨が上がったばかりの曇りでした。海もイマイチです。
その辺のカフェでコーヒーとパンを食べて、ネットで予約した空港バスに乗って空港へ。結構お土産を買ってしまいましたが、バッグパックは余裕でした。
[帰りの行程]
3/28
12:45 リマ/ホルヘ・チャベス国際空港発
5時間5分 飛行
19:50 サンパウロ/グァルーリョス国際空港着
5時間30分 乗継
3/29
01:20 サンパウロ/グァルーリョス国際空港発
14時間25分 飛行
21:45 ドーハ/ハマド国際空港着
9時間30分 乗継
3/31
7:15 ドーハ/ハマド国際空港発
10時間15分 飛行
23:30 東京/羽田空港着
帰りは行きと反対の大西洋ルートにしたので長いです。行きの飛行機で「13時間飛行機に乗ったのに1時間しか経ってない」時間貯金が奪われます。ドーハでの9時間が楽しみです。
終盤での私とAちゃんの目標が「生の"bless you"を言ってもらう」ことでした。やっぱり日本にない文化に取り込まれたいじゃないですか。くしゃみが出るたび私たちだけで元気に「bless you!」「Thank you!」とやりやっても虚しいのです。
リマの空港のお土産屋さんでくしゃみしたら(ワザとではない)、bless youをいただけました。驚きすぎてThank youを言うまでに変な間が開いてしまいました。嬉しいです。すぐAちゃんにLINEしました。
昨日の最終日、現金を30ソルしか持っていなかったのですがカードが使えるところばかりだったので2回ほど行ったトイレでしか現金を使いませんでした。だいたいトイレは1ソルで、下痢の我々はよくトイレを利用するので、有料トイレのことを「1ソルバニョ」と呼んでいました。ごくたまに2ソルバニョもあります。レストランなど無料のトイレは「フリーバニョ」です。バニョとはスペイン語でトイレのことです。空港でブレスレットを買い、残り3ソルにしてやりました。
機内食。おしゃれ。フルーツが美味しいです。
飛行機から見える夕日が真っ赤でとても綺麗でした。私は下痢のため通路側の席を取っていたので存分には見られませんでしたが。
そして初のブラジル入国。初めて来たところでは空港であろうとその土地のものを食べたくなるのですが、WiFiが繋がらず調べられませんでした。
よくわからんのでカンで肉。ブラジルは肉な気がします。このピラフみたいなやつがむちゃくちゃ美味しかったです。
その後ちょこっとだけ繋がったWiFiでポンデケージョなるパンを知り、カフェにあったので食べて見ました。店員さんに「バルメザンは?」と聞かれてつい「いらない」と言ってしまったのですが、もしかしたらかけたほうがよかったのかもしれません。モチモチしてて美味しかったです。
お腹いっぱいで飛行機へ。
次の乗り換えのドーハでは散歩したいのでがっつり寝ます。CAさんは女性のイメージでしたが、ペルーやブラジルでは男性を多く見かけました。この日乗った飛行機では狭い通路をギリギリ通る筋肉質な方が多く圧がすごかったです。かっこいい。
ドーハ。金持ち感がすごいです。
なぜか滝。
そして森。
ここにテントのようなものがあったりベンチがたくさんあったり、乗り継ぎする人が多い空港ならではの無料休憩ポイントが多くありました。コンセントもたくさんあります。
陰気なナナちゃん。
陰気な遊具。
一番有名らしいクマもなんかグッタリ。
ご当地のものを食べたくてカンでビリヤニ。ちょっと辛いけど美味しい。金持ち空港らしくお高めで、フードコートのやつなのに2,500円くらいした。
南北のターミナルは歩いても行けるし、無料の電車もある。
探検気分で往復乗った後、行くところを間違えてもう1回乗るはめに。静かで綺麗。
空港内はどこも綺麗でした。トイレも喫煙所も。イスラム用に礼拝スペースもあるようです。「Prayer room」と書かれていて、「何で遊ぶんだろう?」と思って調べたのですが、「Play」と勘違いしてました。あと有料でシャワーが浴びられるとのことで行ってみましたが、10分3,000円とかだったのでやめました。もう帰るだけなので。
存分に歩き回って飛行機に乗り、無事に羽田着。
日本語表記があり、(日本旅券だから)スムーズな入国で「これぞ母国⋯!」という感じが凄まじかったです。全日本人が友達に見えました。危ないやつです。
でもなんか、やっぱりみんな日本人に会えると嬉しいん那と思います。知らないご夫婦と列に並んでる時に話しかけられて少し会話しました。普段だったら絶対ないです。
旅行代理店のツアーではない海外旅行、そして終盤は本当に一人という初めての経験でした。感想は「リアルドラクエ」です。ドラクエやったことないんですけど。つまり冒険という意味です。次に行く場所や行き方を考えたり、敵(客引き)に捕まったり、お金を使ったり、パーティーが増えたり減ったり。下痢は最後の最後まで治りませんでした。一応持ってきた正露丸だけ飲んで、悪化することもありませんでしたが。Aちゃんは現地で買った下痢止めを飲んだら急に止まって「逆に怖い」と言っていました。日本に帰ってきて1日2日で何をすることもなく治りました。
念願のマチュピチュを見られたことももちろん嬉しいですが、「海外旅行は思っているほど怖いものじゃない」と実感できたのが一番嬉しいです。当初この期間で行く海外はペルーだけのつもりでしたが、ちょっとだけ気になっていたエジプト(ピラミッド)と教えてもらったカッパドキアにも行きたくなってきました。