本日は帰国日です。
もちろんできるだけ遅い時間に出る便で帰りたかったのですが、明日朝から仕事があったため今夜中に到着せねばなりません。
8:15発20:30着か、10:15発22:30着の2択でした。どちらにしても午前中に出なければならないのであれば、あまりやれることもないし早い便にして翌日のために少しでも早く着く便にしようかともおもったのですが、とりあえず遅いほうにしました。特にやることも決めてなかったのですが。
そして昨日借りたバイクは当初昨夜のうちに返す約束をしていたのですが、思いのほか楽しかったためギリギリまで借りることにしました。もともと料金は24時間のもので、お店のおばちゃんにも「明日?いいよ」と二つ返事でOKいただきました。
バイク屋さんが開くのは8:00、飛行機は10:15発なのでややギリギリですが、チェックアウトの準備だけしておけば大丈夫と踏んで。バイク屋さんがホテルの真隣で良かったです。
さて、ここで肝心の8:00まで何をするかです。何をするかというか、バイクでどこに行くかです。
・ゴールデントライアングル
・プーチーファー
断崖絶壁の日の出スポット。
この時期は特に雲海が見られるらしい。
あと岩場が好きなので断崖絶壁も好物です。
ゴールデントライアングルにもロマンはありそうですが、おそらく行っても「ほぇ〜これですかそうですか」以上の感想しか出てこなさそうです。国境も知らなければただの土地です。私が世界史に詳しければ話は別でしたでしょうか。
プーチーファーは大変心動きますが、昨日から寒い思いばかりしている私が逃げ場のないバイクで日の出前に2時間かけて行けるのかという不安があります。行けるかというとおそらく行けますが、日の出と雲海のためと行きは頑張れても、帰りは苦行となること間違いなしです。
ということで遠出は取り止め、ホテルからバイクで15分ほどのところに5:30から開いているらしいお寺があるのでそこへ行き、帰りに市場にでも寄って散策がてら朝ごはんでも食べるルートにしてみます。ちょうど良いではないですか。日の出は6:30頃ですが、そんなに早くから開いてるのであればある程度ライトアップもされていることでしょう。
ということで5:00に起きようとしたところ5:40分起床。2日連続2回目の寝坊です。
ホテルを出て、寒さのせいかなかなかエンジンがかからず「アクセルふかしながらやればかかるとかどこかで読んだ気が」といううろ覚えの知識で適当にやると本当にかかりました。
人気のない道をひた走り、終盤は四国八十八ヶ所・焼山寺を彷彿とさせる両脇に木が生い茂る山道に。本当にこの上にお寺があるのかと不安になりつつ登り始めると、ご夫婦が懐中電灯を持って歩いてきました。下っているということはこの先のお寺に行っていたでしょうし「お寺開いてました?」と聞こうかと思いましたが勇気が出ず。きっとお寺が開いてなかったらあのご夫婦も私を「行っても無駄だよ〜」と止めてくれたであろうと信じて進みます。開いてなかったらあのご夫婦は私に同じガッカリを味合わせようと企てたことにして恨みます。彼らは徒歩、私はバイクなのでその気持ちはわからんでもないですが。
などとくだらないことを考えつつ登り続けると

ありました。
ワット プラタート ドーイカオクワーイと言うそうです。早朝の行き先探しで見つけた時は「煌びやかで美しいお寺」とありましたが、ただただ怖いです。登っているときは生い茂る木のせいもあり全く見えなかったのですが、登り切ると突然これが出てきました。
しかも写真ではまあまあ見えてますが、肉眼だともっと暗くて黒い物体でした。iPhoneってすごいんですね。
ポツポツ街頭はありましたが、とにかく怖いです。もっとライトアップされてるものと踏んでやって来ましたが、普通にその辺のお寺な明るさでした。そういえば私がただ観光客なだけで、どのお寺もその辺なお寺のはずでした。

当たるとやっぴー!と言いそうなご利益を感じない何か。
先へ歩いてみると当然やっていない売店と、何かしらの建物がありました。暗くてお店の小屋なのか、お寺の建造物なのかもわかりません。犬が2匹いて、私を見つけるとのそのそと寄ってきたのですが、出発時に犬に噛まれた低橋さんのブログを読んでいた私は大変ビビっており「ダッシュしたら追いかけられそう」「でもよたよた歩いてても追いつかれそう」と判断つかずよたよたしているとどこからともなく現れた箒を持ったご老人に追い払われていきました。ありがとうございます。狂犬病だけは怖いです。
キョロキョロしていると夜景らしきものが見えたので行ってみることに。で、歩いている途中でふと横を見るとお社が

ゴーンと。
本当に暗くて暗くて怖かったのでそれを記録すべくカメラを向けたのですが、iPhoneは無常にも美しく撮ってくれました。屋根赤かったんですね。

ナイトモード使わずフラッシュだけだとこんな感じ。ナイトモードもフラッシュも使わないとただの真っ暗です。近くに寄ると何かデカいものがある気配を感じ、ライトで照らすと立派な装飾のお社が浮かび上がり恐怖でした。

隣にいたこれまた怖いやつ。
これもこんなに明るくは見えてないので怖いです。後で調べたところ、こちらの4つ耳5つ目が見所だそうなのですが、横から撮ったために3つ耳4つ目までしか記録されてません。
いま写真を見れば見るほどiPhoneが憎いです。この台座の赤色すらわからないほどに暗かったあの恐怖が微塵も感じられません。

お社を正面から。
全く見えておらず怖かったのでまじまじ見てませんでしたが、両脇の3つ首龍もすごいですね。iPhoneが憎いです。ナイトモードを切れば良かったのかもしれませんが、怖くてそれどころではありませんでした。そして怖いので撮った写真もろくに見返しておらず、青やら緑やら色が付いてるのも気づけませんでした。

諸々の恐怖で忘れていた、本来目的だったはずの夜景。
こちらもこんなに明るくはなかったですが、iPhoneの配慮により明るく綺麗になってます。ナイトモードは使い所です。
夜景を収めたところでミッションコンプリートとなり、このままいっそここで日の出を待ってやろうかと思いましたが、市場に行く時間がなくなるのでそそくさと退散しました。ガソリンも入れないと行けないので。
帰り道は5人組くらいの懐中電灯を持った団体に会いました。私は登るとき不安でしたが、もちろん彼らにお寺の状況は伝えてません。5人もいれば不安なんてないでしょう。僻んでなんかないです。
市場へ向かいながら開いてるガソリンスタンドを調べて向かい、向かってる途中で開いてそうなお店を見つけましたが「行ったら閉まってるオチありそう、Google先生を信じよう」と当初から定めていたお店へ行くと閉まっており、結局途中で見つけたお店に戻ってガソリンを入れて市場へ。先生に裏切られたのは初めてかもしれません。

ガードルアン市場。
昨日までのナイトマーケットと違い、ザ・地元民向けでした。並ぶのはただただ野菜・肉・魚ばかり。まあまあ内陸ですが、まだピチピチしている魚もいました。

食堂的なものはなかったので屋台の焼き鳥とソーセージなど。焼き鳥は甘め、ソーセージは辛めでした。
チェンライのランドマークとして金の時計塔があり、低橋さんも訪れていたのですが、徒歩では行っておらず写真を撮りそびれました。

バイクでは何度か通り過ぎていて、適当に回していた動画の中に紛れ込んでいました。こちらは市場からホテルへの帰り道です。夜はライトアップされるのですが、昨夜ちゃんと帰り道に見ました。見たと言うか見かけた感じですが。
7:30という、お店の開店より早くホテルに戻ったのですが、隣のバイク屋さんを覗くとおばちゃんが掃除をしており目があったのでバイクを返却。開店前の寝癖状態にもかかわらずいい笑顔でした。寝癖は逆立ってましたが。

時間はそんなになかったですがあまりに名残惜しかったので、ホテルからどこかへ向かうときいつも正面に見えていたお寺へ。ワットチェットヨートというようです。語呂が良い。

朝の読経か何かをされており、清々しい空気でした。今朝まで変なお寺に心躍らせたり暗い時間のお寺にビビったりしていましたが、お寺とは本来こういうものでした。

ここにも十二支。
やはり猪の位置には像がいます。

名残惜しさがすごかったですが、これ以上引っ張らないのでさめざめとした気分でバイタクを呼んだら現在地を間違えて伝えたり、運転手からのメッセージを読み間違えたりしました。
(運転手)空港の入り口まででいいか?
(私)はい!
(運転手)ありがとう
ありがとう⋯?
どことなく会話が噛み合ってないような⋯
この後運転手さんからきたメッセージがどうにも解読できなかったので翻訳機にぶち込むと「役人に恐れています」と返ってきました。なにそれ怖い。
こちらの不安もよそにノーヘルで空港へ向かい、普通に空港で降ろされました。後々最初のメッセージを翻訳してみたところ「空港の入り口正面まで行かなくても良いか」という内容でした。怖いのは私の適当翻訳でした。

チェックイン後、タイティーとお菓子。
やや寒かったですがセブンイレブンでホットを飲んで後悔したのを糧にアイスです。ただ何かのスパイスなのか薬っぽい後味があり、セブンのほうが美味しく思えました。
お菓子はしばらく食べて「そういやパッケージにケチャップの絵があるな」と思ったところ、そこの方にうっすい小袋で入ってました。ケチャップなくても美味しいです。
1/11
10:15 チェンライ発
11:45 バンコク着
14:50 バンコク発
22:30 羽田着
1時間半ほどのフライトなので座席指定をしなかったのですが、窓際になりました。普段自分で指定するときは通路側を指定しますし(トイレ行きたいと声をかけられないから)、仕事で乗るときも通路側になるのでいつぶりかわからないくらいの窓際です。ペルー帰りのリマ→サンパウロが窓際だったのが最後のような⋯
天気が良くずっと下が見えていたので、子どものように窓におでこをくっつけて下を見ていました。お寺を発見したり、それはもうずーっと。

食べ物が出てきたらやめますが。
帰りは時間で選んだため行きより2万円ほど高く、ご飯が最初からついてくるようです。またもあらかじめ把握してませんが。
ココナッツのなにかがかかった白くて甘いパンでした。パンがとにかく美味しいです。
そんなこんなでバンコク着。
乗り継ぎであっても空港に着いたら一度外に出ることをお決まりにしてるので、今回も何も考えず外に出ました。

ここでとんでもない気持ちになりました。
このまま空港へ戻らず、次はどこに行ってみようか?と。確か30日はいられるし、その間にカンボジアビザを取って⋯低橋さんもタイでビザを取ってから大丈夫、そのあとやっぱりスリランカに行きたい。
なんてことまで考えたところで我に帰り、脳みそに蓋をして1本タバコを吸って、時間はありましたが急いでこの場を離れるべくチェックイン。
⋯⋯しようとしたところで大行列が出来てました。中日と言えど三連休、日本人がとにかく多いです。チェンライではあんなに見かけなかったのに。
こんなところで止まっていたらまたずるずる気持ちが持っていかれてしまう、とただ一心不乱に昨日のブログでも書いてみたり。

無事保安検査後にご飯を食べてみたり。
これ、この並びで出たのでつけ麺かと思って食べていたのですが、終盤麺の皿の下の方からタレが出てきました。つけ麺ではなく油そばだったようです。通りでつけ汁が優しい味だと思いました。

機内食。
マンゴーチーズケーキが美味しかったです。低橋さんのブログで見たチェンマイのお店に行きたかったのですが閉店していて食べられず、悲しい思いをした⋯ことはこの瞬間まで忘れていましたが、ここで食べられて満足しました。
大変弾丸で睡眠時間も少なく、疲れと筋肉痛が残る旅でしたが、行きたいと思いついたときに実現できることを実感できて良かったです。
チェンマイ終盤からどこに行けば良いのか何をすれば良いのか思いつかずとても焦りました。こうして時間もお金もかけて来てるのに、何の成果も残らないのではないかと。すでにプランの浅さに後悔までし始めていました。
ただチェンライでバイクに乗り出してから、後悔は消えました。旅行ではなく旅がしたかったのだと思い出したのです。「そこで生活する人のように旅をしてほしい」と言っていた、最初にペルーに行ってくれたゆーたさんの言葉も思い出しました。
そこに住む人のテリトリーにズケズケと押し入ることはしたくないですが、観光や経験だけに囚われず、やりたいことをやりたいときに、自然にどこでもできる自分でありたいです。
とりあえず、次に時間ができたらまた行先選びであくせくしないよう、低橋さんのブログを見返して行きたいところを溜めておきます。お金も貯めておきます。





























































































































































































































