旅忘備録

うろ覚え多々なので情報の正誤は微妙。

ペルー5 クスコ散策

今日はクスコ散策デーです。

マチュピチュには明日出発します。マチュピチュに行くときは高山病対策のためこの辺りの街で一旦泊まるのがスタンダードなようです。

 

宿の朝ご飯。

シンプルですが、パンは美味しいし卵も半熟でした。ジップロックの緑茶はAちゃんの私物です。あと私のしじみの味噌汁もあります。ペルーのご飯は今のところどれも美味しいですが、ちょっと重たいのです。

 

宿のロビー的な。

ここで朝ごはんを食べています。1階、2階に客室がありますが、あまりお客さんがいないのかとても静かでした。たまに見かけても1組程度。右のテーブルの上の瓶の中にあるのがコカの葉です。

 

宿の看板犬。

おとなしい子で、いつも服を着ていました。名前を聞きましたが忘れました。

 

有名な12角の石。

クスコはインカ帝国の首都です。インカ帝国の特徴のびっしりとした石組みです。カミソリ一枚通さないとか。ダイヤモンドカッター的な工具などない時代、組む石をそれより固い石で削るように擦り合わせて形成した石を組んで作ります。これだけびっちり組み合わせるようになるまでにどれだけ時間がかかるのか想像がつきません。それでも12角の石は多少でも角を削って減らしたほうがまだ組みやすいと思うのですが、どうなんでしょうか。なんでああなったんでしょう。「12角の石作ってやったぜ!」とかあったんでしょうか。

 

マチュピチュもこんな風に石組みがされています。ペルーは日本並みに地震が多いそうなのですが、標高2,400mで地震に500年耐え続ける石組みです。地震が起こると石が踊って元の位置に戻るとか。

 

14角の石です。ドアの右側にあります。

12角の石は有名なのでだいたいの場所に行くと写真を撮る観光客がいて「あぁそこか」とわかりやすかったのですが、14角の石は人気がないようで誰もおらずグルグルしてしまいました。ちゃんと14角あります。12角の石ほど古いものなのかはわかりません。

 

クスコの家の屋根はオレンジです。アルマスから上り坂が続いているのですが結構キツかったです。標高のせいもあるかもしれません。それでもちょっと登っただけでいい景色が見られます。

 

ソフトクリーム。

1.5ソル、約60円です。我々はこれを「1.5アイス」と呼んで度々食べました。このとき食べたのはミックスですが、チョコのほうが抜群に美味しいです。

 

メルカドに行ってお昼ご飯。

お肉屋さんたち。

 

主にお土産とか、スパイスとか。

店先にいる人に「コカ!コカ!」と言われるのですが、コカは日本に買って帰れません。あと「チョコレート」「ピスコ」とよく言われます。

 

初日の空港到着時のタクシーの客引きからそうでしたが、ペルーは客引き多めです。お店や商売をやっている人は通り過ぎ様に必ず声をかけてきます。店先にいる人以外の目的は雑貨の販売やツアーの勧誘、靴磨きです。次の人の目の前で断っても必ず次の人が声をかけてきます。なぜあなたから聞くと思ったのか。

 

あとタクシーは運転中でも客引きしてきます。クラクションを鳴らしてきます。ペルーはクラクションまみれです。「はよ行け」「邪魔だよ」という意味があるのはまだわかるんですが、「曲がるよ」「進むよ」と普通の時もほいっという感じで鳴らします。ほかの車の脇を通り抜ける時など自己主張がすごいです。あとタクシーが歩いている人の客引きで鳴らすだけでなく、歩いている友達にも鳴らして手を振ります。もうクラクションまみれで誰がなんの目的で鳴らしているのかわかりません。慣らされてるほうも聞き流してしまいそうです。

 

スープ。

これは頼んだものではなく、前菜的な感じで出てきました。注文すると必ずスープが出てきます。お米が入っていて、優しい味でした。

 

注文したやつ。

メニューは読めず、写真を見て注文しました。豆の煮込み的なやつです。カレーのようですが、カレーではありません。辛くもありません。なんで黄色いのかはわかりません。メニューがわからないので。ちゃんと美味しいです。500円くらい。

 

あとAちゃんのオススメで搾りたてジュースを飲みました。400円くらい。メルカドにはどう見ても同じメニューの屋台がぎっしりズラーッと並んでいます。同じすぎて選ぶのに困ります。マンゴーとオレンジのミックスを飲みましたが、とても濃くて120%という感じでした。フルーツを選ぶと混ぜてくれたり、ミルクを入れてくれたりもします。

 

街中を通っていたパレード。

棺の中にいるのはイエス・キリストです。ペルーはキリスト教です。そういえばもうすぐイースターでした。

 

太陽神殿へ。

インカ帝国は太陽崇拝で、その後スペインがやってきてキリスト教が入ってきて〜とかなんとか。ここにはインカ帝国の石組みとスペインの石組みが両方見られました。やっぱりインカの石組みがすごいです。

 

神殿の上の方に登れました。

大きい鐘があったり。街並みが綺麗に見えます。

 

おやつ。

ピカロネスというドーナツみたいなものと聞いていたのですが、想像していたドーナツよりすっごく軽くて食べやすいです。薄い円板状の生地を油に入れて揚げていて、中身は結構スカスカです。かかってるシロップが甘くて美味しいです。

 

このほか、オーダーメイドの靴屋さんなどを見て回りました。ペルーの色使いやデザインが可愛いのに派手すぎなくてすごく好みで、サンダルをオーダーしかけたのですがどうしても型が足に合わず、絶対痛くなりそうなので断念しました。足が強くなったら再トライしたいです。

 

あと明日のマチュピチュ出発に向けてツアー会社探し。ゆーたさんの号令により、3人バラバラで各自「水力発電所まで片道」の車の料金を個々にリサーチに行きました。言う言葉は「マチュピチュ、ハイドロエレクトリック、ワンウェイ」です。

私とゆーたさんの最安値は1人40ソル、Aちゃんの最安値は1人70ソル。Aちゃんは「ぼったくられ顔なのかな」と落ち込んでました。

 

40ソルの会社で予約して一旦宿へ。私は元気が余っていたので雑貨屋さんや靴屋さんを見たり。「ホルヘさんの靴屋」という日本人に有名なオーダーメイドの靴屋さんがあるそうなのですが、調べたところに行ったら開いてませんでした。

 

晩ご飯。

日本食が食べたいという2人のためにペルー5日目にして日本食。海外で食べる日本食にも興味があったのでちょうど良いです。乗っているもののうち左がワカメ、右が謎の野菜です。ほうれん草ではなく、茹でられてるわりになんかシャキシャキしてました。真ん中のシイタケのおかげでかなり日本食で美味しいです。左にペールエールが見切れています。

このほかにもラーメン、お寿司、カツ丼、お蕎麦などなど。周りはみんなアジア人ではなく、ラーメンか寿司を食べてました。

 

宿に戻ってシャワーを浴びたらちょろちょろお湯しか出ませんでしたが、頑張って浴びました。かろうじてお湯だったものの、あれでは風邪引きそうです。

 

明日はいよいよマチュピチュ村に向かいます。

あと私も下痢を発症しました。メルカドご飯のせいかと思われます。